TOP > 進出の際に気を付けるポイント
ここでは代表的なものをいくつか上げてあります。(貴社のサービス・戦略により重要なポイントは異なりますので、詳しくは無料相談をご活用下さい。)
市場調査
貴社の料理・製品・商材・技術等が中国の市場で受け入れられるのかを事前に(簡易であっても)調査をしてください。もちろん弊社コンサルタントは中国市場を把握しているため、無料相談の段階で貴社の商材がマッチする可能性があるか、あるいは、市場調査をする価値があるかどうかの簡易的に情報を提供することが可能です。
出店・設立場所
出店・設立の場所の選定は非常に重要です。例えば、新市街地にするのか?旧市街地にするのか?あるいは、通りによってもお客様の質・需要は大きく異なります。例えば美容室でこんな失敗事例がありました。非常に人口密度が高いという理由から、上海の繁華街にある通りに日本人向けのおしゃれな高級美容室を出店したのですが、まったくお客様が入らないということで相談がありました。相談を受けてすぐにわかったことですが、その通りは確かに人通りは多いのですが、中国人の若者が多く、贅沢なヘアサロンにいけるような富裕層は少ない通りだったのです。それでは日本人向けの高級美容室に来客が少ないのは当然です。
物件の契約は慎重に
物件の契約の際には、モールに出店するのか、それとも路面店に出店するのかなど、出店の形態によって契約書が違いますので、出店計画に沿ってどんな契約が必要なのかを把握しておく必要があります。また、契約書は専門家にきちんと翻訳をしてもらう必要があります。翻訳ミスで誤った解釈のまま契約すると後々のリスクが高まってしまいます。ある事例では、不動産契約をきちんと確認せずに契約したために、物件を期限前に退去をしようとしたときに、契約期限満了までの数か月分の賃料をしっかり払わされたというケースがあります
物件の権利関係の整理・調整は確実に
このポイントはとても重要で、特に日本と中国に違いが顕著な部分になります。 日本では通常、権利関係は書類などからはっきりとわかり、解釈も大きく違うことはありません。しかし、中国では細かく権利関係が分かれていたり、実際の権利者が別に存在するケースもあります。その権利関係を詳細に調査し、整理していくことがとても大切になります。その後、整理された権利関係者と一つ一つ柔軟に対応しながら契約していく必要あります。この権利関係の整理・調整を怠る、あるいは柔軟にしておかないと、出店・設立後に権利を主張され、出店が遅れたり、最悪は、内装など全て終わったにも関わらず撤退を余儀なくされるケースもあります。
内装工事は意思疎通を綿密に
こちらも日本との大きな違いがあるポイントです。 一つは、日本人がデザインしたものを中国でそのまま使うことはできないという点です。 日本語から中国語へ翻訳はもちろんのこと、中国の工務店が理解できる図面に直していく必要があります。この直す作業にあたっても、適切な変換がなされないと、当初の意図とまったくずれた内装になりかねませんので注意が必要です。
スケジュール管理は信頼の置ける業者に依頼を
中国ではスケジュール管理という概念があまりありません。どんなに優良な業者であっても、きちんと管理を行う必要があります。そのために、日本語がわかりスケジュールも管理できる現場監督が必要になります。管理をきちんと行わないと工期が延び、結果としてオープンが遅れるだけでなく、工期が延びた分の料金が追加発生し余計な出費が増えることになります。
許認可・法人化の手続きも柔軟に
こちらも中国の特殊な事情が関係してまいります。こちらで記載できるのはとにかく柔軟な対応が必要であるということです。柔軟に対応しないと、本来とれる許可が取れなかったり、余計な時間がかかってしまうケースがほとんどです。
各ポイントの詳細、貴社の戦略・製品に合ったポイントは無料相談をご利用下さい。
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